不思議なパワーがある7体のモアイ像【サンメッセ日南】

サンメッセ日南は、九州の重要な要の一つである「鵜神宮」が近くにあることで知られる宮崎県の日南市南部に位置する「7体のモアイ像」がシンボルのテーマパークで、世界で初めてモアイを日本で復刻する事を許可されたサンメッセ日南の母体である一燈園が1996年に村おこしと地球の平和と感謝を願って設立されました。

園内には不思議なパワーやモアイジンクスがある「7体のモアイ像」を中心に、太陽の光に包まれた空と雄大な風景を望むことができる「天空の塔」、宮崎のご当地グルメが味わえる南洋レストラン「noa・noa」や世界の貴重な蝶や昆虫などを展示する「センタープラザ」等が広い園内に点在しています。

サンメッセ日南にある7体のモアイ達は日本のモアイ修復チームが、1990年から3年かけて倒れていた15体のモアイを立ち上げた「奉仕と友情」に対して、イースター島の長老会と島民が日本で復元することを世界で初めて正式に認められて、両国の考古学者の監修とアフ・アキビが見事に完全復刻されました。

不思議なパワーとジンクスがある【7体のモアイ像】

それぞれ不思議なパワーがあるとされる7体のモアイ像
完全復刻した世界的にも極めて貴重な7体のモアイ像にはそれぞれが象徴するパワーを秘めているとされる「モアイジンクス」があります。

左から仕事運、健康運、恋愛運、開運(全体運や旅行運)、夫婦円満、金運、学力向上等のご利益があるとされています。

このパワーがある貴重なモアイ像を実際に触ることができて、写真も撮ることができることから多くの観光客の方に「撮影スポット」や「パワースポット」として宮崎県の中でも人気の観光スポットになっています。

モアイのテーマパーク【サンメッセ日南】

モアイと太陽と南洋のテーマパーク【サンメッセ日南】
サンメッセ日南は7体のモアイ像の他にもイースター島を思わせるモアイ広場が一望できる「サンデッキ」や絶景を楽しみながら遊ぶことが出来る「ブランコ」や7色に彩られた人物が海とモアイを眺めながら座っている姿が印象的な「モアイと海を見るヴォワイアン」等のアート作品も展示しています。

他にも4種類の動物と触れ合える「動物舎」や恋人たちの丘にあるカップルにオススメの2体のパワースポット「最愛(モアイ)」や古来よりイースター島では部族の守り神として祀られたモアイ像の力を借りた悪縁や苦難を断ち切るパワースポットとして「縁切りモアイ」と呼ばれるモアイ像もあります。

サンメッセ日南の園内マップ

サンメッセ日南の園内マップ
(出典:株式会社サンメッセ日南)

サンメッセ日南へのアクセス方法

サンメッセ日南へのアクセス方法
サンメッセ日南までは「電車」での交通機関はなく「車」か「バス」でのアクセス方法のみとなっています。

サンメッセ日南の車でのアクセスは「宮崎駅」から「約50分」ほど掛かりますが、道路が海沿いで続いており、日本でも有数の絶景を楽しめるドライブコースとして人気があります。

サンメッセ日南のバスでのアクセスは「宮崎駅前バスセンター」から「約1時間20分」で着くバス停の「サンメッセ日南下車」で、車内からは同じく海沿いの絶景を楽しむことが出来ますが、バス停からサンメッセ日南の入口まで3分程の少し急な坂を上る必要がありますので、自家用車かレンタカーで行くのがオススメです。

広い園内をスムーズに移動できるラウンジカー

広い園内をスムーズに移動できる【ラウンジカー】
サンメッセ日南の入口で広い園内をスムーズに移動できる「ラウンジカー」をレンタルすることができます。

一台で5人まで乗れるラウンドカー(30分で1000円)は申込みをする際に「普通免許証」が必要になります。

ラウンドカーを借りることで坂の上にある「センタープラザ」や頂上に位置する「地球感謝の鐘」まで直射日光を避けながら楽に移動できるのでオススメです。

(7体のモアイ像の広場までは、入口から歩いて数分なので園内全てをまわる予定のない方は借りなくても問題ないです)

理想の地球へ向かう姿を表現【太陽の丘】

理想の地球へ向かう姿を表現【太陽の丘】
サンメッセ日南の第20回開園記念のモニュメントとして作られた天地望蝶がある「太陽の丘」は、直径30メートルの円の中にある5羽の大きな蝶が理想の地球へと向かう姿を地上絵で表現しています。

この地上絵は、センタープラザにある天井絵と合わせて「天地望蝶(てんちぼうちょう)」という作品で、中心にある燈火台の周りを舞うようなデザインで日時計にもなっています。

天地望蝶モニュメントの中心部分にある燈火台の火は、「比叡山の不滅の法燈」と「広島原爆の残り火」と縁が深いとされ、未来に向けて2つの火が現在も灯され続けています。

太陽と空と海の雄大な風景【天空の塔】

太陽の光に包まれた空と海の雄大な風景【天空の塔】
公園内の坂道の途中からは美しい景観を望むことができる天空の塔。

春分の日と秋分の日の年2回、7体ある中心のモアイの背中から昇った朝日が「天空の塔」の10cmの隙間を通り、太陽の階段をかけ登り、頂上にある「地球感謝の鐘」の中心に差し込むように設計されています。

これらの神秘的な自然の情景は、かつて太平洋やインド洋に存在したと云われ現在まで様々な理由で封印されてしまった「伝説のムー大陸」や「レムリア文明」の面影を感じさせます。

南洋レストランや世界の蝶を展示【センタープラザ】

南洋レストランや世界の昆虫を展示【センタープラザ】
七色のヴォワイアン像の上にある「センタープラザ」には、宮崎県のご当地グルメのチキン南蛮とマンゴージュースが味わえる南洋レストラン「noa・noa(ノアノア)」や九州初で約4500点の世界の蝶や昆虫などを季節毎にシリーズに分けて常設展示している「世界の昆虫博」など南洋ロマンあふれるスポットが点在しています。

入口に天井画の「天地望蝶」が描かれてるセンタープラザには他にも、本場のイースター島やモアイ像についての説明や写真展示、サンメッセ日南を設立した一燈園の創始者である「西田天香の記念館」等があります。

頂上に建てられた【地球感謝の鐘】

頂上には世界の平和を願って建てられた【地球感謝の鐘】
サンメッセ日南の頂上にある「地球感謝の鐘」は世界の平和や地球への感謝を込めて、日本の神道、仏教、キリスト教など17の内外宗教界トップの方々の協力によって作られました。

鐘の音源はサヌカイト(讃岐岩)という「古代原石」でサヌカイトフォーンの奏でる神秘的な音楽は地球への平和や感謝のメッセージをのせて響いています。

サンメッセ日南のシンボルであるモアイの意味は「モ」は未来「アイ」は生きる、すなわち「未来に生きる」という意味が込められています。

旅行の達人の観光ガイド

サンメッセ日南の所要時間は7体のモアイを見るだけなら「約20分」程で園内全てをまわっても「1時間~3時間」程なので観光の時間がない方にもオススメのスポットです。

サンメッセ日南のお土産には「ウェルカムショップ」でそれぞれのパワーに合わせた開運のお守りやここでしか買えない「モアイグッズ」が多く取り揃えてあります。

7体のモアイ像がある「モアイ広場」は常に多くの観光客が居るので「人が写ってないモアイの絶景写真」を撮りたい方は「朝一番の時間」に行くのがオススメです。

サンメッセ日南の観光情報

スポット名】サンメッセ日南
住所】宮崎県日南市大字宮浦2650
電話番号】0987-29-1900
交通アクセス
宮崎駅前バスセンター⇒宮交バス日南・飫肥行きで1時間27分⇒バス停:サンメッセ日南下車⇒徒歩で3分
料金】入園800円、中・高生500円、4歳以上350円
(2022年12月1日から入園1000円、中・高生700円、4歳以上500円)
営業時間】9:30~17:00
定休日】第一、第三水曜日(8月、祝日を除く)
ホームページ公式サイト

サンメッセ日南の地図情報

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