五稜郭や函館市の絶景を展望できる【五稜郭タワー】

五稜郭タワーは北海道の函館市にある特別史跡「五稜郭」の星形の眺望や「函館山」「津軽海峡」「横津連峰の山並み」などの絶景を展望できる五角形のタワーです。

五稜郭タワーからは夜間にイルミネーションが灯り「真っ白な雪とのコントラスト」が美しい絶景や「春には満開の桜」で埋め尽くされた景色など「季節ごとに彩りを変える」五稜郭の絶景を楽しむことができます。

絶景を展望できる【五稜郭タワー】

五稜郭タワー外観
五稜郭タワーへのアクセスは函館駅前にある「函館バス」で函館駅から「五稜郭公園入口」で下車して「徒歩で約7分」の場所にあります。

五稜郭タワーは避雷針を含め「高さ107メートル」で2006年に「2代目の新タワー」としてリニューアルして建てられました。

新タワーの外観は「五角形」で塔体の断面も「星形」が採用され、建物自体が五稜郭に対する星型のこだわりが表現されています。

展望台には精巧な模型や写真などから五稜郭の歴史が学べる「五稜郭歴史回廊」や透明な強化ガラスの床から86メートル直下の景色を楽しめる「シースルーフロア」土産店品が揃う「売店」や眺望を楽しみながら軽食ができる「カフェスタンド」などがあります。

満開の桜【春の五稜郭】

満開の桜【春の五稜郭】
満開の桜が咲く春の季節には五稜郭の城郭に沿って約1600本におよぶ「ソメイヨシノ」が咲き誇る「淡い桜色に包まれた五稜郭」の絶景を眺望できます。

緑豊かな【夏の五稜郭】

緑豊かな【夏の五稜郭】
夏の季節には「緑色の力強さを感じる」五稜郭の緑豊かな星形の城塞の絶景を一望することができます。

紅葉に染まった【秋の五稜郭】

紅葉に染まった【秋の五稜郭】
紅葉が染まる秋の季節には「赤黄色の紅葉に彩られた」五稜郭の星型城郭の絶景を眺望することができます。

雪化粧が美しい【冬の五稜郭】

雪化粧が美しい【冬の五稜郭】
雪の降る冬の季節には「真っ白な雪化粧が美しい」雪に覆われた五稜郭の絶景を一望することができます。

期間限定のイルミネーション【五稜星の夢】

五稜星の夢(ほしのゆめ)
期間限定のイルミネーション「五稜星の夢(ほしのゆめ)」は毎年12月~2月に開催されている人気のイベントで、五稜郭跡の堀にイルミネーションを施し「真っ白な雪とのコントラスト」が美しい絶景を一望することができます。

【新撰組・土方歳三のブロンズ像】

土方歳三のブロンズ像
五稜郭タワーの1階にあるアトリウム内や展望台の2階には「ゆかりの地」として新撰組「土方歳三」のブロンズ像が設置してあり、土方歳三のファンを中心に「撮影スポット」として人気があります。

土方歳三は徳川幕府の警察組織の一つである「新選組」の副隊長で、五稜郭の徳川幕府軍では陸軍の副司令官として戦いを指揮していましたが、仲間を救出するため箱館市街へ向う途中に敵の銃弾を受け、35年という短い生涯に幕を閉じました。

五稜郭が星型の理由

五稜郭が星型の理由
五稜郭は江戸時代に諸外国の脅威に対する北方警備の要として、江戸幕府によって築造された「日本における最初の近代的軍事施設」です。

五稜郭が星型の理由は五角形の角の部分に砲台を設置し「全方向からの敵に対しての死角が無く」「どこから攻められても十字砲火を浴びせられる」ヨーロッパ式築城方式の要塞として星型に建設されました。

日本では五芒星形の西洋式城郭は二つしかなく、長野県佐久市にある「龍岡城」も五芒星形に建設されていて、星型要塞では同じ函館市に「四稜郭(しりょうかく)」があり土塁の四隅には砲座が配置されていました。

五稜郭タワーの五芒星形の秘密

五稜郭タワーの五芒星形の秘密
五稜郭タワーはよく見ると「五角形の塔体」で断面にも「星形」が採用され「五芒星」に対する深いこだわりが表現されていますが、五芒星とは「ペンタグラム」とも呼ばれ「アメリカの国防総省(ペンタゴン)」も同じ形をしており、鋭角が上を向いている状態なら「聖なる記号」として魔除けや邪悪なものを封印する目的で使われていますが、上下逆向きになると悪魔を開放する「邪悪な記号」とされています。

明治時代の大日本帝国陸軍では大将から兵卒まで軍帽に「五芒星」が刺繍されていて、これには弾除け(多魔除け)の意味があったという説が残されています。

ヨーロッパでは五芒星のそれぞれの頂点に「火・水・風・土・霊」を対応させる考え方が定着され、日本でも「陰陽道」の達人である「安倍晴明」が使った「陰陽五行=木・火・土・金・水」の魔除けの符の形で、五行は木火土金水の働きを助け、春夏秋冬を等しく調和させることから、五稜郭は「大地に刻印された巨大な呪符」として北海道入口を「邪悪なものから護っている」のかもしれません。

旅行の達人の観光ガイド

2016年に北海道新幹線が開通したことで今後ますます人気になることが予想される五稜郭タワーや五稜郭周辺は毎年「季節限定のイベント」が多く開催され、四季折々の景色が楽しめる絶景スポットとして何度来ても楽しめる旅行先になっています。

五稜郭タワーの所要時間は「1時間」程で楽しむことができるので、観光の時間がない方にもオススメの観光スポットです。

おみやげ品には展望台の売店でしか購入できない「展望台限定のキーホルダー」等もあるので五稜郭タワーの記念品としてオススメです。

五稜郭の一番人気の季節は桜が満開の「春(4月下旬~5月上旬)」で2016年にはH.I.S.が発表した「この春に行きたい国内の絶景スポットランキング」では五稜郭公園の桜が「1位」に選ばれています。

五稜郭タワーの観光情報

スポット名】五稜郭タワー
住所】北海道函館市五稜郭町43-9
電話番号】0138-51-4785
交通アクセス】(1)函館バス「函館駅」~「五稜郭公園入口」下車、徒歩で約7分
(2)函館バス「函館駅」~「五稜郭」下車、徒歩で約15分
(3)市電「函館駅前」~「五稜郭公園前」下車、徒歩で約15分
料金】大人:840円 中・高校生630円 小学生420円
営業時間】9:00~18:00
ホームページ公式サイト

五稜郭タワーの地図情報

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