国内でも最大スケールの観光スポット【立山黒部アルペンルート】

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立山黒部アルペンルートは室堂にある「みくりが池」や高さ日本一である「黒部ダム」が人気の名所で「富山県」の立山駅から「長野県」の扇沢駅を結ぶ「世界的にも大規模な山岳観光ルート」です。

各ルート内の交通機関は、立山連峰の景観を望むことが出来る「立山ロープウェイ」や季節限定の雪の壁「雪の大谷ウォーク」全線地下式の「ケーブルカー」黒部ダム建設に用いられたトンネルを通る「トロリーバス」など様々な乗り物を乗り継いで移動するのが魅力のひとつで「国内でも最大級スケールの観光スポット」です。

立山黒部アルペンルートの営業期間

立山黒部アルペンルート営業期間は「4月半ば」に開通して「11月30日」で閉鎖されてしまいます。

立山黒部アルペンルートのベスト観光シーズンは年に3回あり「雪の大谷ウォーク」の時期である「4月半ば~6月の中旬」と「黒部ダムの観光放水」の時期で夏でも涼しく過ごせる「7月~8月」と「紅葉が楽しめる」時期の「9月下旬~10月の中旬」がオススメのベスト観光シーズンになっています。

立山黒部アルペンルートの混雑する時期は「ゴールデンウィーク」や「お盆の時期」「紅葉の季節」で毎年かなりの混雑が予想されて、各乗り物で「1時間~2時間」程の待ち時間が発生しています。

立山黒部アルペンルートのオススメ観光コース


(出典:立山黒部貫光株式会社)

立山黒部アルペンルートの一番オススメ観光コースは(立山発)から約6時間ほどで「みくりが池」や「黒部ダム」など全てのスポットを楽しむことが出来る「立山駅から扇沢駅までの通り抜けプラン」です。

(立山発)「立山駅」⇒立山ケーブルカー(7分)⇒「美女平」⇒立山高原バス(50分)⇒「室堂」みくりが池や地獄谷など⇒立山トンネルトロリーバス(10分)⇒「大観峰」⇒立山ロープウェイ(7分)⇒黒部平⇒黒部ケーブルカー(5分)⇒「黒部湖」⇒徒歩(15分)⇒「黒部ダム」展望台など⇒関電トンネルトロリーバス(16分)⇒「扇沢」

各乗り物は乗車人数が決まってますので繁忙日(4月全線開通~GW・お盆・秋の3連休期間の特定日)などは途中で1泊する等の「時間に余裕があるようなプラン」も考えておくのがオススメです。

立山黒部アルペンルートの玄関口【立山駅】


立山駅は富山側の出発点であり、長野側の終着点の駅で、立山黒部アルペンルートの「きっぷ売り場」や「観光案内」「売店」等があります。

立山駅までの電車でのアクセスは「電鉄富山駅」から富山地方電鉄で「65分」の場所にあり、ここから先はマイカーの乗り入れはできません。

黒部アルペンルートの乗車券はこちらの立山駅などの「始発駅」でバス、ロープウェイ、ケーブルカー、トロリーバスを「一枚で全て乗れる乗車券」を買うことが出来るので、事前にプランを考えておくと当日に「スムーズに観光」することが出来ます。

立山駅から美女平を結ぶ【立山ケーブルカー】


立山ケーブルカーは富山側の出発点の「立山駅」から日本有数の野鳥の宝庫としても知られる「美女平」を「7分」で結ぶ立山黒部貫光のケーブルカー路線です。

車窓からは柱状節理の岩肌を見ることができ、自動放送のアナウンスでも案内され、ケーブルカーの所要時間「7分」で乗車時間指定制になっていて、冬期(毎年12月1日~翌年の3月31日)は運休しています。

富山側の出発点の駅ということもあり混雑していることが多くて、美女平に行く方面は「9時~11時」頃が一番混雑している時間帯です。

季節限定の巨大な雪の壁【大谷ウォーク】


世界的に有名な「雪の大谷ウォーク」は室堂ターミナルから約500mの区間にわたり開放される歩行者専用通路で毎年「4月の開通してすぐ」から「6月中旬」にかけて「期間限定」で見ることが出来ます。

室堂ターミナル周辺の道路に積もった雪を除雪してできる「雪の壁」で、壁が連なる約500mの区間のことを「雪の大谷」と呼び、高さは20メートルに迫ることもあり、歩行者用通路として開放した片側を歩くことができることから、毎年多くの観光客が訪れる人気スポットです。

雪の大谷ウォークは6月に入ると、雪が溶けてきて大谷ウォーク自体が小さくなってきますので「5月中旬」頃までが「一番見ごろ」でオススメの時期になってます。

日本最高所に位置する駅【室堂ターミナル】


美女平から立山高原バスで「50分」で着く「室堂」は日本の最高所に位置する駅で、アルペンルートで最大の規模を誇るレストランや、ティーラウンジ、展望テラスなどの施設が充実しています。

室堂では「霊峰立山の主峰」や一番の見どころである「みくりが池」雄山の直下から湧き出る水を飲むことが出来る「立山玉殿の湧水」や運が良ければ特別天然記念物であり「神の使い」とされる「ライチョウ(雷鳥)」に出会うこともできます。

アルペンルート一番の見所【みくりが池】


室堂から「徒歩20分」の場所にある立山黒部アルペンルートで一番の見どころである「みくりが池」は青い湖面に霊峰立山三山を映し出す北アルプスで最も美しい火山湖で「絶景スポット」や「パワースポット」としても有名です。

みくりが池周辺には「ミドリガ池」や「リンドウ池」「血の池」などの火口湖群が点在していて、立山三山をはじめ「剱岳」や「大日連山」などの3000m級の山々を望むことができることから「撮影スポット」としても人気の観光名所になっています。

アルペンルートの「富山側の往復プラン」の方はこちらの「室堂」を充分満喫した後に「立山駅」に戻るのがオススメです。

立山黒部アルペンルート みくりが池の観光情報

スポット名】立山黒部アルペンルート みくりが池
住所】富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林
電話番号】076-462-9971
交通アクセス
立山駅⇒立山ケ-ブルカー(7分)⇒立山高原バス(50分)⇒室堂下車⇒徒歩(20分)
料金】当日乗車券はアルペンルート始発駅の切符売り場でお買い求め下さい。
営業時間】「4月半ば」から全面開通し「11月半ば」に閉鎖
定休日】12月~4月9日
(4月10日~一部・4月20日~全面開通)期間中無休
ホームページ公式サイト

立山黒部アルペンルート みくりが池の地図情報

立山の絶景スポット【立山ロープウェイ】


立山ロープウェイや乗り継ぎの途中にある「絶景スポット」から飛騨山脈の雄大な自然のダイナミズムを感じることが出来ます。

立山は日本の3000m超級の山の最北端の山で、富山県の最高峰であり「日本三霊山(富士山、立山、白山)」に選定され「富山県のシンボル」の一つとされています。

日本を作り終えた神が天界に戻る際に踏み台代わりに足をかけて立った山だから「たちやま」という説もある神秘的な霊山です。

日本一の高さを誇る【黒部ダム】


日本一の高さ(186m)を誇る黒部ダムでは、毎年6月26日から10月15日にかけては観光放水が行われ、2003年6月にオープンした「新展望台のビューポイント」から大迫力のダムの放水を間近に眺めることができます。

また日本で最も高所を運航する遊覧船「ガルベ」や大自然の中に美しいアーチを描く黒部ダムの上を歩いて渡ることが出来るなど「ここでしか体験できない感動」が満載のスポットです。

黒部ダムの観光情報

スポット名】黒部ダム
住所】富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外1
電話番号】0261-22-0804
交通アクセス
JR大糸線信濃大町からバスで40分
(扇沢駅から黒部ダム駅まで⇒トロリーバス16分)
料金】関電トンネルトロリーバス料金
大人1,540円(往復 2,570円)小人770円(往復1,290円)
営業時間】営業期間は4月10日~11月末まで
観光放水は6月26日~10月15日。
定休日】12月~4月9日
(4月10日~一部・4月20日~全面開通)期間中無休
ホームページ公式サイト

黒部ダムの地図情報

旅行の達人の観光ガイド

みくりが池がある最高地点の「室堂」は下界と比べると「気温が低い」ので夏でも「露出しない服」で行くなど服装にも注意が必要です。

みくりが池は「5月から6月」ぐらいはまだ雪が残っている場合が多いので「最も綺麗なみくりが池」を撮影したい方は「7月から10月」に観光するのがオススメです。

室堂平で氷河期から生息し絶滅危惧種に指定されている「雷鳥」を目撃した方は室堂駅の「立山自然保護センター3階」で報告すると「ライチョウ観察記念のシール」を貰うことができます。

立山黒部アルペンルートの観光時間は「通り抜けプラン」で「約6時間」ほど掛かり「往復プラン」は昼食を入れて「約5時間~9時間」ほど時間が掛かりますので、途中で1泊する等の「時間に余裕がある観光プラン」を考えておくのが大切です。

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