国立西洋美術館は東京都の「JR上野駅公園口」から「徒歩1分」という「交通アクセス抜群」の西洋美術館で、2016年7月17日に「都内で初めての世界遺産」、東京都では小笠原諸島に次ぐ2番目の世界文化遺産として登録され世界から注目を集めています。
本館では印象派など19世紀から20世紀前半の絵画や「ロダンの彫刻」がまとまって展示されている西洋美術館で、1959年(昭和34年)にフランス人建築家のル・コルビュジエの基本設計をもとに建設されました。
2016年に世界文化遺産に登録された理由
本館は第40回世界遺産委員会(2016年)に「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の名称で世界各地に残る「ル・コルビュジエ」の建築作品のうちフランスを中心とする7か国に残る建築群が対象となり「国立西洋美術館」も構成資産として「大陸をまたぐ初の世界遺産」リストとして登録され、他国にまたがる世界遺産の登録は「国内初の快挙」になります。
この国立西洋美術館の世界遺産の登録は「東京都内で初めての世界文化遺産登録」の快挙としても多くのメディアで報道され世界中でも注目を集めました。
国立西洋美術館への交通アクセスと入館料
国立西洋美術館はJR上野駅公園口から徒歩1分という「交通アクセスの良さ」や常設展のみだと入館料が大人500円と「入館料の安さ」も魅力の西洋美術館です。
2016年7月に建物が「世界文化遺産」に登録された当初は平日でも開館前に長蛇の列が出来るくらい混雑してましたが、現在の平日は比較的空いてるので、作品をじっくり見たい方は「平日の午前中の時間帯」に行くのがオススメです。
写真の撮影が可能な所が魅力のひとつ
国立西洋美術館本館の常設展示は「ほぼ全て当館が所蔵する作品」であるため、他の美術館では不可能な「写真の撮影が可能」となっています。(ただし、展覧会等で他の美術館等から借用した作品の撮影やフラッシュ等の光を発するものや三脚等は使用できません)
美術館では作品をじっくり楽しみながら「記録用として写真に収める」ことも出来るのは国立西洋美術館だけの魅力のひとつでもあります。
国立西洋美術館の観光情報
【スポット名】国立西洋美術館
【住所】東京都台東区上野公園7-7
【電話番号】03-3828-5131
【交通アクセス】
(1)JR上野駅から徒歩で1分
【料金】大人 500円、大学生 200円
高校生以下及び18歳未満、65歳以上 無料(証明書ご提示)
【営業時間】9:30~17:30(金曜日、土曜日は9:30~20:00)
【定休日】月曜日、年末年始
月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館。
【ホームページ】公式サイト